「……」

「……、ふふ」

「…ん?」

「ん? あ、ごめん。声に出ちゃった」

「…何が面白かったんだ?」

「…聞く?」

「うん」

「…あのね。クラウドってもしかして……」

「?」

「その……お尻が好きだったりする?」

「……、え」

「なんだか……よく触られるなあって思って」

「…そうか?」

「うん。今も触ってるよ」

「あ……」

「ふふ、無意識?」

「…すまない。手が勝手に……」

「あはは」

「……。嫌だったか?」

「ううん、嫌じゃない」

「よかった……」

「ふふふ、ずっと聞いてみたかったんだ」

「…俺がその、好きかどうかを?」

「うん」

「……好きか嫌いかと言われたら、もちろん、好きだ」

「やっぱり」

「だけど、ティファなら……どこも好きだ」

「…もう」

「真面目に言ってる」

「……。えっち」

「…否定はしない」

「ふふふ」

「でも、ティファが触れてほしくないところには触れない」

「…クラウド」

「そういう場所があったら、言ってほしい」

「…ありがとう。でも、大丈夫だよ。クラウドなら」

「…ティファ」

「あんまり言うと、その、恥ずかしいんだけど……私も、クラウドに触ってもらうのは好きだから」

「……、」

「クラウドの手、大きくてあったかくて……優しくて、安心するの」

「ティファ……」

「それに……、あ……」

「…それに?」

「…えっと、これは秘密」

「…聞きたい」

「だ、だめ。恥ずかしい」

「…恥ずかしいことなのか?」

「……うん」

「…恥ずかしいことって、どんなことだろうな」

「…意地悪」

「ふ……ごめん。もう言わない」

「……」

「……」

「……」

「……」

「……。……ねえ、クラウド」

「…うん?」

「……その」

「?」

「今日はもう……触らないの?」

「……! 触る」

「……、……」

「……」

「…クラウド」

「?」

「…にやにやしてる」

「……。許してほしい」

「ふふ……いいよ。お好きにどうぞ」

「……」

「……、……あ」

「……?」

「…やっぱり、お尻好きでしょう」

「……。…大好きだ」

「あはは」

 

 

 

愛でてもいいかな

 

 

(きみが大好きなんだ)

 

 

 


fin,