日付変更後 深夜の帰宅
静まり返った家の中で
唯一優しく灯る 寝室の灯り
「…っ、ティファ、」
「! あ、クラウドおかえり……っ、わあ」
「ティファ、」
「ちょ、待っ、クラ………、んん〜……」
「……」
「……。……ん、クラウド、クラウド待って、」
「ん……」
「…ま……、待って、ね、おねがい、逃げないから」
「……。……ティファ」
「ふふ、ふ……びっくりした」
「…ごめん、嬉しくて……」
「ふふ、うん。私も嬉しい」
「……。ティファ」
「…ん……、ね、クラウド……ちゃんと顔見せて」
「……」
「……うん。おかえり、クラウド」
「…ただいま、ティファ」
「遅かったね……疲れたでしょう」
「うん……でも」
「ん?」
「…ティファが起きていてくれた」
「え? あ……もう1時か」
「…忙しかったのか?」
「んー……寝るタイミング逃しちゃって。そろそろクラウドも帰ってくるかなって思って、待ってたの」
「…俺を待っていてくれたのか」
「うん。……迷惑だった?」
「まさか。おかげで疲れが全部吹き飛んだ……」
「ふふ……よかった」
「…ティファ……」
「…うん、クラウド」
「……」
「……、…どうする? このまま寝る?」
「ん……」
「あ……でも、シャワーは浴びたいよね」
「……」
「今日暑かったし、汗いっぱいかいたでしょ」
「……すまない、匂うよな」
「あ、ううん、それはいいの。クラウドの匂い、好きだから」
「……、俺も、ティファの匂いが好きだ」
「そう?」
「うん……甘くて優しい……」
「ん、ふふ……こら、嗅がないの、」
「……ん」
「…どうする? クラウド。シャワー浴びてくる?」
「ん……」
「…めんどくさいなあって顔してる」
「……よくわかったな」
「クラウド、わかりやすいからね」
「……。…ティファ」
「なあに」
「…あと……5分したら、入るから……」
「…うん」
「……それまで……もう少し、……このまま……」
「……うん。わかった」
「……」
「……」
「……」
「………クラウド」
「…………」
「ふふ……1分も、もってないよ」
「…………」
「……今日もありがとう、クラウド。……ゆっくり休んでね」
「……」
「…おやすみ」
おやすみなさいの聞き逃し
fin,