オアシス

 

 

「ん、……」

「……」

「ふふ」

「……」

「…ふふ。……、……クラウド」

「……ん」

「……、もう。……今晩だけで、ひゃっかいめ、くらいだよ」

「…何が?」

「…キス」

「……。多分、もっとしてる」

「ええ……いつまでする?」

「…眠くなるまで」

「……終わりがない気がしてきた」

「明日、休みだからいいだろ……」

「…、ん……。……。……久しぶり、……だね」

「……?」

「ふたりとも、一日中暇、だなんて」

「ああ……」

「……。…何する?」

「…何したい?」

「んー……明日天気いいって、聞いたから……」

「……」

「…洗濯物、干したいかな」

「……。それじゃ、いつもと変わらない」

「ええ……? じゃあ、お掃除」

「ふ……そうじゃなくて、ふたりで」

「ふふ……。ごめんごめん。じゃあね、まず……」

「……」

「……目覚ましをかけずに、起きたいかな」

「…いいな」

「あと……朝ごはんは、クラウドにサンドウィッチ作って欲しい」

「……努力する」

「…あ。……今日の食材の残りがあるから、フルーツサンドができるかも」

「難しそうだ……」

「あはは……難しくないよ、切って挟むだけだから」

「…わかった。……それで、あとは?」

「あとはね、うーん……」

「…特にないなら、またベッドに戻ってもいい」

「え? ……や、やだ、クラウドったら」

「違……、別に、そういうことをしなくてもいいから」

「え?」

「いや……したくないわけじゃないんだが」

「……やっぱり、したいんじゃない」

「……。……ティファと一緒にいられるなら、何でもいいんだ」

「…クラウド」

「……ベッドなら、何も気にせずそばにいられると思ったから」

「…な、なるほど」

「…何なら、一日中ここにいてもいいぐらいなんだが」

「ほ、ほんとに? ……流石に飽きちゃうよ」

「…無理だ、飽きるのは。諦めてくれ」

「……。……一日中、もしベッドにいるなら……何する?」

「……ティファと話す」

「…うん」

「…ティファを見る」

「……ん」

「……あと、触れる。……少しだけ」

「ふふ……本当に、少しだけ?」

「……。……そこだけは保証できない」

「ふふふ」

「……」

「……うん。……じゃあ、いいよ。明日は1日、ごろごろしてみよう」

「……ん」

「…楽しい計画、だね」

「……。……ああ」

 

 

 

いつだってここは、

 

 

 


fin,