「……クラウド」

「……、」

「…クラウド」

「っ……」

「クラウド」

「!」

「…あ、クラウド」

「……、……ティファ?」

「うん。大丈夫?」

「……ああ、」

(…すごい汗)

「……。…すまない、ティファ」

「ん?」

「…起こしただろ。悪かった」

「いいんだよ。私は大丈夫だし、クラウドは悪くない」

「……、…ああ」

「うん。…喉、乾いたでしょう? 水持ってくるね」

「ティファ、」

「?」

「……水はいい。……ここにいてくれないか」

「……、うん。わかった」

「…すまない」

「……。…クラウド」

「……?」

「…手、繋いでもいい?」

「……ああ」

「ありがと」

「……」

「……」

「……」

「……」

「……。……ティファ」

「…ん?」

「……ありがとう。落ち着いた」

「…そう?」

「ああ。……久しぶりだった」

「……夢?」

「…うん。……一瞬、夢と現実の区別がつかなかった」

「……怖かったね」

「……。でも」

「?」

「…ティファの声がした。遠くで、俺を呼んでいた」

「クラウド……」

「…それで、思い出した。この声がするほうに行けばいいんだってことを」

「……うん」

「……。あのとき、みたいだな」

「ん?」

「…ライフストリームに落ちて、彷徨っていたとき」

「…そうだね。私も、あのときのことを思い出してた」

「…ティファも?」

「うん。私も、クラウドに助けてもらったから」

「…助けてもらったのは、俺の方だ」

「いいえ。ここは譲りません」

「ふ……」

「あ。笑った」

「……、」

「…だいじょうぶだよ、クラウド」

「……」

「私たちはきっと、お互い様でいいんだと思う」

「…ティファ」

「だから……今夜はどうぞ、甘えてください」

「……。うん」

「…ふふ」

「……ティファ」

「ん?」

「…ありがとう」

「……うん。こちらこそ」

 

 

 

6th night

「甘えていいよ」

 

 

 

 


fin,