「……」

「ごめんね、お待たせクラウド」

「いや。…ゆっくりできたか?」

「うん。今日はいっぱい汗かいちゃったから、シャワー気持ちよかった」

「キッチンは暑いだろ」

「そうだね、よく動くし。でも外にいるクラウドほどじゃないよ」

「俺は……大したことない。フェンリルに乗っている時間のほうが長いから」

「そっかあ、確かに涼しそう」

「ああ。……ティファ」

「ん? ……、あ、だ、だめだよ。今日はしないからね」

「どうして?」

「どうして? じゃないの。今朝言ったでしょ? その、続いてるからちょっと休憩しようって」

「…俺は別に構わない」

「クラウドがよくてもだめ。ちゃんと寝ないと」

「……わかった」

「ふふふ、わかった、っていう顔じゃありませんけど」

「…ティファがダメだということはしない」

「じゃあ……脚の、この手はなんですか?」

「……。ティファが冷えていないかの確認だ」

「もう。さっきお風呂だったんだから、冷えてるわけないでしょう」

「わからないぞ。ティファは風呂上がりすぐに用事を始めて、湯冷めするからな」

「ええ? よく見てるね」

「当たり前だ。俺を誰だと思ってる」

「ふふふ、そうだね。降参します」

「…わかってくれたらいい」

「…でも、それはそれとして」

「?」

「この、お腹を触る手はなんでしょうか」

「……」

「…冷えてないかの確認?」

「…よくわかったな」

「もー、クラウドったら」

「…触れているだけだ」

「…クラウドのことは信じてるけど、こればっかりは何度も裏切られてるもの」

「そうだったか?」

「そうだよ?」

「…次から気をつける」

「お願いね。……ん? 次から?」

「…ん。次から」

「わ、ちょ、も、クラウド、」

「…嫌だったら」

「へ?」

「本当に嫌だったら、今止めてくれ」

「……それができたら、苦労しないよ」

「…ティファ」


 

1st night

「おやすみ?」

 

 

 


fin,